11月は、年中さんがリラックスタイムに取り組みました。
リラックスタイムとは、ストレッサーへの対処法を学んだり、心身のリラクセーション法を習得することで、ストレスを軽減したり、耐性を高めたりすることをねらいとしたスキル活動です。
「いらいらおにをおいだそう」というめあてを立てて、使っていた道具を友達にとられた時や、自分のしたい遊びとお友達のしたい遊びが違う時など、園生活の中で実際にストレスの要因になりそうな場面について考えます。
はじめに、養護教諭の先生のお話と、どんな場面かを聞いて、自分たちなりに対処法を考え、発表します。
「先生に言う」「別の道具を使う」など、いろいろなことを考えている姿が見られました。
1つ目の場面が終わったら、リラクセーション法として考えられたリラックス体操をします。
筋肉の弛緩を促したり、深い呼吸を取り入れた体操です。
好きな遊びをしている時にも「ほら、リラックス体操してみて!」と友達同士で言い合っている姿を見かけることもあります。
最後に、2つ目の場面を聞き、ひとりひとり先生や卒園生の保護者の方に聞き取っていただきます。
たくさん考えているようで「もう聞きに来ないの!?」と言うお友達もいました。
遊びの中で、リラックス体操をして落ち着こうとしているなど、リラックスタイムで学んだことを生かしている姿を見かけた時には、その姿をほめて認めていきたいです。
(荒武)